ハチゴロウが調子よくなりつつあります。
635や850のバブル時代のクルマはホント贅沢なGTカーが多かったと思います。
折からのバブル経済の真っ只中で熱心なマニアが大枚をはたいて夢に挑戦する環境が整っていたと思います。
スポーツカーでも実用車でもない・・・
そんなGTはとことん味を楽しむクルマの種類だと思います。
どんなに無駄があっても構わないです。結局そのムダが味を創っているのだと思います。
しかし、ムダを味に換えていくにはそれなりに機械の質も高くないといけないです。
なので、味のある素晴らしいGTは高価になってしまう・・・。それは仕方がないことです。
GTはそのようなクルマですから、味をしみじみ味わえれるような余裕を備えた走りにチュウニングされています。
それに身をゆだねて味わいを楽しんでいるうちに、いつの間にか遠くにたどり着いてしまっている・・・それがグランドツーリング(GT)です。
クルマっていうモノは数字ばかりじゃない部分の占める割合がとても多いモノだと思います。
最近のクルマは環境問題や流行等、非常に難しい要求にこたえていますがクルマとドライバーとの間に本来あるべき 『本能的なつながり』 が以前よりダイレクトでは無くなってしまっているような気がします。 |