あの想い・・・再び・・・。  2009.3

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1998年に購入して5年乗って、衝撃の結末を迎えてしまったベーエム850を再び所有する事が出来ました。

ナゼに今さら・・・って思うかもしれませんがあの時、志し半ばでハチゴロウとの別れが惜しくて悔しかった思いが今回の購入に踏み切りました。

・・・アレから6年の月日が流れていました。 
今回ご縁あって私のところにやってきた新生ハチゴロウは奇跡的なクルマでした。

岡山県外のオーナー様が新車から17年所有しておられた実質ワンオーナー車です。

コレが購入のキッカケになりました。 さすがに時代的にもこのテのクルマは寂しいコトに価格的な価値は無く、ヤングが適当に乗って信じられない故障が続くため、維持できなくて手放し、またヤング?が購入して乗って手放す。って図式が出来上がってしまい、正直キレイな850は少なくなっているのが多いです。

そしてオーナー様自らトミタクガレージまで運転されての納車でした。
しかもこの日は抹消証明書を見てビックリしたのですが、6年前に抹消した日そのものでした。

中々文章でお伝えするのは難しいですが、おもひでが沢山詰まったクルマです。

色々な偶然が重なった今回のハチゴロウ。 イチバンは奥様のご理解で入手することができました!感謝

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オーナー様から車検証のFAXが送られてきて、固まってしまいました。
車体番号が、この数字は私が乗っていたハチゴロウと同じ??えっ??
ワケわからなくなりながらハチゴロウの抹消登録証明書をさがして照らし合わせるとなんと1番違いの車体番号です。  
こんなコトってあるのですね。

宝くじ並みです。以前のが1番後で、今回のハチは1番前でした。

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ボデー色、内装色が同じなので、恐らく17〜18年前遠くドイツの生産ラインの前後で製作されていったのだと思います。

もちろん車体番号は日本に入って打刻したのではなく、ドイツの工場での打刻です。 
その後各国に出荷したはずです。 コレは運命的な出会いだったのかも知れません。


早速少し手をいれてみました  2009.3

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今までの歴史をそのままのこしておくのも味わいがあってええのですが少し内装を掃除してみました。

以前乗っていたときに発見した秘策をまた使えるのはうれしいもんです。
シートの掃除なのですが、お手軽にバリピカ☆になる方法です。

イエのレストア時に使用したスーパー洗剤とマジックスポンジを使用して軽くこすると・・・まっ茶茶の汚れがほとんど取れます。

軽くこすった所とこする前の差が写真ではわかりにくいのですが実物はかなりきれいに落ちます。

幸い非常に大切に乗られていたため、シートの破れが無かったからカナリシャキッとキレイになりました。 

気持ちよく乗れます。


新生ハチゴロウ

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さて、新生ハチゴロウなのですがどこを見回しても再塗装歴すら見当たらない超極上車です。
新車からすべてデーラー整備の箱入り娘です。
部品も過剰なほど?交換されています。

コレは正直当時乗っていたハチより程度が良いクルマです。
こんなのがまだ残っているのにはホントオドロキです。
大切に大切にされてきたオクルマです。

こりゃあハチゴロウもガレージ内にしまってやらないとバチが当たりそうなのでガレージ内民族大移動??を敢行し、とりあえずTC24Zを小部屋に収納しました。

小部屋にはポルチェもなんとか収納できるので、どちらかは小部屋に入ってもらいます。

蛍光灯の下で見るハチゴロウもまたキレイです。もう病気です(笑)