ハチゴロウ修理  2009.5

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さてハチゴロウ修理続編です。
10年前に乗っていたときに出ていたトラブルと同様の事態に陥っていてアノ頃を懐かしく思い修理しています(笑)やはりヘンタイです。

鬼門のリア電動カーテンなのですが、やはり故障しています。

早速バラして見ると、なんと99年製でした。
部品でASSY交換してあったのですが、改良バージョンでカナリ対策されていますがダメになっています(笑) 

以前は重要なギアがアルミ製でココがダメになり、モーター空回りが頻繁に発生しました。

当時の写真なのですが、無くなったギア部を削り取り、似たようなパーツを製作して接着剤で貼り付けてまでの修理をしていました。

対策品はこのギアが鉄製??になっており、カナリ耐久性は上がっていそうです。
一部噛み込み不良を起こしているだけでした。

無事に作動します。ついでにトミタクステッカーを貼って、カーテンを上げると出現?するように仕込んでやりました。

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マルチインフォメーションデスプレーなる要するに外気温や故障が発生するとドコが調子悪いか表示する画面があり、ここの液晶パネルのドット切れがかなり頻繁に発生します。

この部分も原始的な造りで、液晶パネルに行っているプリントが接触不良を起こします。

ここも修理しました。最初は殆ど表示されなかったのが、ほぼ見えるようになりました。

それとブレーキを踏んだ時に時々ブレーキ回路がおかしいですよ!表示が出ていました。
ブレーキのライト切れですよ!表示も時々出るのですが、ブレーキ回路の場合はカナリの確率でブレーキスイッチの接触不良です。 
ペダル付け根のスイッチを外してバラスと案の定接触不良を起こしていました。 キレイに掃除して接点復活材を塗りこんで終了です。
部品で買うと1万5千円ぐらいする庶民をナメタ価格です!

故障が懐かしいですね。アノ頃を思い出します(爆)

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さてさて新生ハチゴロウなのですが、少しずつ悪い部分を治しつつあります。
まずは乗ってすぐに気付いた点でショックが4本とも終了しておりました。
ボヨンボヨン状態で、とても飛ばせる状態ではありません。
完調なら200キロ以上でもなんともないのですが、コレでは無理です。

なのでショック交換です。
keiさんに純正部品図を送ってもらいましたが、フロントショックは中身だけの設定が無く、ASSYしかありません。。こりゃあショックです(笑)

もしかすると中身だけ換えれるかもしれないと淡い期待を抱きつつの分解です。

ショックはもちろんハチゴロウの純正では無く、手持ちのショックコレクション
の中から厳選されたものを準備してみました。うまくイクとええのですが・・・。

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分解するとラッキーな事に旧車のようにストラットの上部がネジになっておりました!!

おもむろにばらしていきましたが、オイル漏れにより完全に終了しています。
コレではマトモに走れなかったと思われます。完全デーラー整備だったのですが・・・(謎)

もちろんポン付けは出来ないので、ショックの底部はカラーを製作してきちんと位置決めできるようにして上部も確実にネジでしめれるように加工しました。

最上部皿部分のシャフト形状も旋盤で加工して純正皿部が取り付けれるようにしました。
スプリングは以前のハチゴロウで実践した、半巻きチョイカットです。
コレでバツグンになります(笑)

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続いてリアーです。こちらも厳選品を使用して合わせていきました。
下の目玉部分が特徴的な形状をしていたため、同じように加工しなおしていきました。

バッチリになりました。少し硬いですが、新品を組んだので、少しはマイルドになると思われます。

ハンドリング&ブレーキングもシャキッとしました。これで200キロでも300キロでもOKです(笑)