Mission2: ヘッド編 || Part 1 - Part2

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ピストン 1

今回使用するピストンは当時モノのこれまた貴重品です。新たに鍛造ピストンを製作すればイイのですが、多々問題がありまして・・・。
フォーミュラーパシフィックレースのLZ16用です。かつて日産ワークスもL型をベースにツインカム4バルブヘッドをレース用で製作してました。ただしL4ベースのみで6気筒のツインカム4バルブヘッドは製作してませんでした。その当時の鍛造ピストンです。当時非常に非常に高価だったみたいです。コレを6個購入し使用してました。 
後期モデルからは自社製の鍛造ピストンを製作し始めたため、切り替わってます。


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ピストン 2

ボアーはφ87.8ミリです。
ピストンピン径φ23.5ミリでコンロッドも追加工が必要でした。
ちなみにLY、LZ用の区別はピストントップのリセス部分が違うのみでピンハイやボアー、ピン径はすべて共通らしいです。
もちろん鍛造製です。
今回はピストンリングのみ新品交換で後は再使用します。


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メタル

いよいよ腰下の組み立てです。各部品の修正、加工が非常に大変で、それに比べたら組み立ては一瞬です。 メタルは定番のニスモの強化品です。11番を使用します。


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スタッドボルト1

少しでも強度UPをねらい、特別生産のスッペシャルでスタッドボルト&ナットを製作しました。ネジ部はJIS規格1級ネジを使用したモノです。かなりの高張力です。


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スタッドボルト2

ナットはこんなあんべーです。
これでパーペキか?


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組み込み

ピストンを挿入しました。
まだクランクシャフトとは合体していません。


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吸油管

オイルパンにあわせて吸油管を改造してます。出来るだき底で確実にチュウチュウ吸う位置?に調整し、折れると最悪なので、足を追加しました。


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腰下

ザッと完成です。こんなあんべーです。
クランクダンパープーリーボルトもOS純正強化品です。ダンパープーリーもOS純正のスッペシャル品です。