Kawakami氏 レーシングハコスカ1985年のビデオより。

トミタクTC24を搭載しているS30Zの提供者がこの河上氏です。
ここで河上正治ショートストーリーを。。

1958年岡山県美作市生まれの河上氏は幼少のコロから乗り物好きで、小学生の時には親が大切に所有しているスーパーカブを夜な夜な乗り回し、乗り物の走らせ方、重心&荷重移動等を遊びながら自然と吸収していく。
単車の免許を取得してからはCB750を乗り回し、長瀬氏&地元の白バイ隊員を巻き込んでの大バトルを繰り返す。
その流れは次第にサーキット場での走りになる。

 

当初はN360をチュウニングUPして楽しんでいたり、ジムカーナやラリーに参戦したりしている中、25歳のトキにこのビデオのGC10レーシングを製作。

エンジンはL28フルチューン。まだL型チューンの模索期で各ショップ共試行錯誤を繰り返している中、河上氏も色々悩みヘッドはアルゴンで数々の燃焼室を製作し、カムシャフトも80、81、83、85を製作
テストの繰り返し、キャブは高価なソレックスの50を導入で当時9000まで回していた。中山サーキット10周持たせるためラジエターは前面とサブを室内に取り付けての汗だく走行です。
当時中山サーキットのショートコースで57秒で周回しています。

それからもスピードとテクニックの上達はすばらしく自身の愛車のケンメリスカイラインにS20改2.3リッターを長瀬発動機で15年前に製作。長瀬氏とのコンビネーションで230馬力のアルトワークス4WDでジムカーナ参戦。

現在はR31スカイラインにRB26を2.7リッターにUPしたエンジンを長瀬発動機で製作。T78で700馬力を狙い岡山国際で走らせる予定です。

☆このビデオはグランドスラムGTR、現ラバーソウル様より特別に掲載を許可していただきました。感謝いたします。
記念すべき第1回目のレースでした。