新年あけましておめでとうございます。
昨年は当ホームページをご覧になっていただきありがとうございました。 皆様の貴重なコメントを参考にしながら、ぼちぼち更新していきますのでよろしくお願いいたします。
さて年末は31日まで動いておりました。 ご注文頂いている方々にはお待ちいただき大変失礼いたしておりますトミタクファンネルの生産を 急ピッチで進めております。今回はソレックス50用がメインです。
トミタクウェーバー50で最適だった長さ&テーパー角度で今回も製作しております。
ヘンカタ氏にお手伝いいただいております。本業の醤油工場はお休みにしてファンネルメインです(爆)
サニ太さんも見学&お手伝いにいらしてくれました。ありがとうございます。
今日はお休みにしてトミタクZの走り初めをしてきました。 エマルジョンチューブを加工して研究中です。コレがウィーバーの醍醐味??でしょうか。
トミタクファンネル無事に完成いたしました。 結構きわどい加工をするので、数をまとめて一気に製作しないと難しいですが無事に完成いたしました。 S54B純正ウィーバー40に取り付けてみました。 大迫力になりますが40パイには内径が大きすぎました。
さてさて久しぶりに楽しい楽しい作りモノの記事です。 S20のバルブガイド製作のご依頼がありました。
インテークは純正がまだかろうじて出てくるのですが、エキゾーストは 生産廃止のさびしい状態です。 S20も初期型はインテークのガイド はリン青銅なのですが、現在は鋳物のガイドが出てきます。
エキゾーストは純正がリン青銅なのでエキゾーストは同素材での加工です。 インテーク&エキゾーストのガイドはいまどきの最新車のステムシールが装着できるように追加工します。
久しぶりに真剣な表情のトミタクです。 リン青銅は結構クセモノで加工がしにくい素材であります。 熱引きが悪くしかも熱による膨張率が大きいのでバルブガイドのような 長モノで精度を上げるには色々と工夫しないとなかなか出ません・・・。
加工し始めと旋盤のチャック付近の根元まで行く間に素材が熱を帯びてしまうのでどしても膨張してしまいます。 加工直後は寸法が出ているのですが、冷えてしまうとテーパー状になってしまいます。 よって自分なりの裏技があります。自分の機械ならではの芸当??なのですがあえて旋盤のジャッキの部分、 要するに土台部分のネジを回してあえて旋盤自体をひねらせて使用して冷えると1000分台です(笑) プロの加工屋サンがみたら『アホじゃないの?』と大笑いされそうです(爆)が長年の研究成果です。
真剣に旋盤加工中です・・・。 作業は深夜まで及びます。ついつい時間を忘れ、我を忘れてしまいます。 出来れば旋盤の主軸も温まった状態になった方が精度も上がるので一気に 進めて行きます。
途中バイトのチップをダイアモンド砥石で削り成形しながら加工していきます。 とにかく珍しく真剣です。
ようやく完成です!! エキゾーストは多めに製作してご依頼者様に選んで使用していただきました。 エキゾースト側も最新車のステムシールが取り付けできるように加工しております。 もちろん今回の製作はオーバーサイズです。よってヘッドもリーマー仕上げ をした後に圧入します。 キレイに収まったとのご連絡がありました!!