久々に楽しい楽しい作りモノです。
インマニ製作依頼がありました。 今回製作のモノはひょっとすると将来的に 何個か製作するかも?なので、不得意の図面に 書いて保存しておきます。CADは使えないので ドラフター手書きです(笑)
で、エンジン側は楕円でキャブはウィーバーとかを 使用するので、正円です。
よってパイプは片方はつぶして楕円にしております。
そして溶接です。少しでも歪みを出さないように少しずつ 全体的に溶接していきます。カメラマンはヘンカタ氏です。
少しずつ溶接しても必ず歪むので、プレスで歪み取りです。 最終的にはキチッとフライスで面だししますが、出来るだけ 歪みは取るべきだと思います。
プレスで大体の歪みを取ったあと、フライス盤に傾斜テーブル をセットして、その上にインマニを固定します。
エンジンの傾き角に合わせて傾斜テーブルで角度を付けた状態で キャブ側フランジ取り付けパイプ部分を削ります。
そしてキャブ側フランジ部を溶接していきます。 溶接トーチが入りにくくなってきますが、幸いなことに元々ギッチョなのでどちらからでも何とか溶接できるので助かります。
リンケージ取り付け台も溶接して、その部分の面だしをします。 この部分は必ず4気筒なら2つの台が平行にならないとリンケージシャフトがスムーズに回らなくなりますので、重要です。
マスターバック用のバキュームパイプを取り付けたりした後は先ほどの 傾斜テーブルを使用して、フランジ部分の面だしを行い最終仕上げで ガラスビーズブラストでヘタな溶接をごまかして完成です。
ご依頼主のご希望により一部モザイクをかけさせていただいておりますが 無事に取り付け出来たところを写真に撮ってきました。
見たことがないヘンテコエンジンでした。 ワンオフパーツ満載でした。
さすが長瀬発動機です。徹底して喜ばせてくれます。
こちらは軽4用スッペシャルインマニの製作です。 エンジンが45度程度寝かせた状態での搭載のため インマニパイプ部分でカナリ曲げないといけないです。
各部品完成でこれから溶接です。
完成しました。 オートバイ用のキャブを取り付けてパワーアップを狙います。